荒崎海岸の三崎層 神奈川県三浦市

ニコンD610 VR24-70mmf2.8E ISO200・f16・15秒 晴天 ND1000 2016年12月22日8:30撮影

地層が延々と続くように見せるために、遠景の海と水平線を構図から外してみた。また岩の質感のみを見せるために入り江に入ってきた波を長時間露出で消している。細かな工夫の積み重ねで、伝わるイメージが変わる。そこが地形撮影のおもしろいところ。ただ演出過剰で地形の本質がかすまないように注意する。長年カメラマンをやっていると、そのあたりの演出は朝飯前だから。

【荒崎海岸の三崎層】

三浦半島の突端にある城ヶ島と同じく「三崎層」と呼ばれる地層からなる。白系のシルト(泥と砂の中間サイズの粒子)岩とスコリア(噴出した溶岩のしぶきが冷えたもの)からなる黒系の凝灰岩のストライプ模様が特長。海底で堆積した地層がフィリピン海プレートによって運ばれ、陸地に付加された際に大きく傾斜した。シルト岩とスコリアの凝灰岩では硬さが違うため、浸食の度合いが異なり地層の凹凸が強調された。

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