日が暮れた後に少しあたりが青く染まる時間がある。写真用語では「ブルーモーメント」と呼んでいるが、その時間に岩を撮ると昼間とは違った表情で写る。暗い状況なので細部がしっかりと写らず、ジオスケープの地形写真としては不適なのかもしれないが、たまにはこのようなイメージに流れた写真も撮らないと息が詰まる。
【東尋坊】
東尋坊の岩は、およそ1300万年前、堆積層を割るように地下深くから上昇してきたマグマが、地上付近で冷えて固まってできた。その後土地が隆起し、最初にあった堆積層は侵食されてなくなり、硬い安山岩のみが「東尋坊」として残った。角材を並べたような割れ目は、柱状節理といい、マグマが冷えて固まる際の収縮によるものだ。この割れ目に沿って侵食が進むため、切り立った断崖の景観が生まれた。
コメント
今までみた東尋坊の写真の中で一番感動しました。
(ので、不適、という意味が全くわかりませんでした)
コメントありがとうございます。
返信遅くなりました
不適と書いたのは
地形をもっと明るく明確にわかるように撮らないと、
と反省したからです。暗いと雰囲気はあるけど
どんな地形かがわからないので、と言う意味です。
でも気に入って頂けてとても嬉しいです。
ありがとうございました。
竹下
こんばんは
95秒ですか、何事も落ち着いて臨むのいいのですね。
先生でも息が詰まりますか?
まあ私のような素人は何でも撮ってますので
そないに息が詰まることはないですが
先日の甥っ子の結婚式・披露宴の写真は緊張しました。
機会がありましたらまた撮影旅行などでご指導お願いいたします。
この夏は長岡の花火のカメラマン席の抽選に申し込みました。