鵜ノ崎海岸の小豆岩  秋田県男鹿市

ニコンD610 14-24㎜f2.8G ISO800・f5.6・30秒・晴天・2016年5月14日19:40撮影

潮が引いて、外洋からの波が入ってこなくなった潮溜まりは、水鏡のように宵空を映して静まりかえっていた。「間」をたくさん入れることで、地形風景に流れる特殊な時間感を出してみたいと考えた。

【鵜ノ崎海岸の小豆岩】

男鹿半島の南側にある鵜ノ崎海岸は、潮が引くと現れる「鬼の洗濯岩」と呼ばれる摺曲の地層で知られている。小豆岩はその上に点在する丸い岩で、一見、外から津波などにより運ばれて来たような印象だが、間近で見ると鬼の洗濯岩から「生え出ている」ことが分かる。地層が固まる時に、貝殻などに含まれるカルシウム分と泥や砂が混ざり合い、そこだけが団子状に硬く変質したものだ。このような岩を「ノジュール」と呼ぶ。まわりの地層が浸食されるなかで、硬質なノジュールだけが残って点々と転がっている。

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