七ツ釜の柱状節理 佐賀県唐津市

ニコンD500 VR70-200mmf2.8G ISO1000・f8・1/5000 晴天 PL  2017年5月8日 10:51撮影

ニコンD500 VR70-200mmf2.8G ISO1000・f8・1/2500 晴天 PL 2017年5月8日 10:53撮影

海に面した地形を撮る場合、いつも苦労をするのが撮影ポジション探しだ。この時はじめて観光の「遊覧船」から撮ってみたが、海側からの視点にすっかり興奮してしまった。波食によってできた地形は、やはり正面となる海から見るのが一番。貸切船ではないので移動が速く、目まぐるしく変化する景観に対して瞬時にテーマを整理し撮影しないといけない。船の揺れもあり、失敗や撮り逃しもあるので何度も繰り返し乗船することでフォローした。

【七ツ釜】

海底の割れ目噴火で噴出した粘り気の少ない玄武岩質溶岩が、七ツ釜の岩壁のもととなっている。呼子の港を遊覧船が出てすぐに、周辺の断崖には柱状節理が見られ、かなり広範囲な溶岩台地が作られたことがわかる。

ジオスケープ・ジャパン 地形写真家と巡る絶景ガイド

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