潜岩 新潟県佐渡市

ニコンD610 14-24mmf2.8G ISO100・F5.6・3515秒 AWB 2017年5月28日23:27撮影

本来なら空からの残光のみで枕状溶岩の模様を描写したかったが、手持ちのLEDライトを防波堤にバウンスさせて撮っている。これは少し離れた所にある外灯の影響で、岩のど真ん中に防波堤の直線の陰影が出てしまうからだ。肉眼ではほとんど見えないような陰影だが、デジタルカメラは微光をよく拾うので写真には写ってしまう。皮肉にもカメラの性能が上がったお陰で、ますます暗闇が遠のいて行く感じだ。星の光跡は、比較明合成ではなく、きちんと1時間の長時間露出した。

【潜岩(くぐりいわ)】

粘り気の少ない溶岩が海底で流れ出すと、その表面は瞬時に海水で急冷されて固まってしまう。しかし閉じ込められた溶岩はまだまだ高温でその殻を溶かして流れ出していく。これを繰り返すことで、枕を積み重ねたような溶岩の流動痕ができる。これを枕状溶岩と言う。潜岩の白い模様の正体は、この急冷された枕状溶岩の殻が積み重なってできた。

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