橋杭岩の津波石  和歌山県串本町

キャノン5DⅢ EF70-200mmf4 ISO100・f22・20秒・太陽光・ND500・2014年12月6日 16:38撮影

地形を理解することは過去の災害を知ることでもある。近い将来、発生が懸念される南海トラフの巨大地震。橋杭岩には地震発生からわずか7分で最大10mの大津波が押し寄せると予想されている。目の前の津波石と東日本大震災の津波のニュース映像を重ね合わせた時、戦慄のイメージが浮かび上がる。

【橋杭岩の津波石】

一列に並ぶ橋杭岩の陸側には、多数の大きな岩が転がっているが、これはかつてこの地を襲った大津波によって陸側に運ばれた橋杭岩の残骸である。このような岩を「津波石」と呼ぶ。波打ち際で生息する貝の生活痕の化石から、直近では1707年に発生した宝永地震の津波で岩が動いたことがわかった。今発生が懸念されている東海・東南海・南海の三連動タイプの最新の地震こそがその宝永地震である。

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