竜串のタフォニ 高知県土佐清水市

ニコンD610 AI50mmf1.4 ISO200・f1.4・2秒 晴天 2016年1月15日17:54撮影

写真は「絶景」ではないが、小さな部分からも壮大な時間を感じることができるのが地形のおもしろいところ。f1.4の明るいレンズを解放にして、被写界深度を浅くし、曲面の美しさを引き出す。

【竜串海岸のタフォニ】

岩に浸み込んだ海水が乾燥し、岩のなかで塩が結晶となる際にその圧力で岩をほんの少しだけ壊していく。といっても砂粒ひとつを飛ばすが飛ばさないか程度…。それを延々と繰り返すことで、このような不思議な造形が生まれる。タフォニは日本語で塩類風化という。

ジオスケープ・ジャパン 地形写真家と巡る絶景ガイド

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