遊覧船の桟橋より撮影。透明度の高い海に午後の光が透過し、海中の岩場の様子が手に取るようにわかる。平らな海食台を境にして、上は侵食によりできた岩塔が並び、下は波と潮汐によってできたノッチが続いている。陸上と海中の不連続がおもしろい。
【仏ヶ浦】 下北半島の最果てにある景勝地。日本海開裂時の海底火山群から噴出された火山灰が厚く堆積してできた凝灰岩からなる。佐井港から遊覧船が出ているが、現地滞在時間は30分程度なので、地形観察や写真撮影をするなら個人で自家用車で行く方がよい。ただし駐車場から仏ケ浦の海岸線までは標高差約200mの階段を下る。