城ヶ崎海岸のポットホール 静岡県伊東市

ニコンD610 VR70-300mmf4.5-5.6G ISO400・f9・1/125 晴天 2014年5月8日7:15撮影

写真中央の球形の岩は、波をかぶるたびに回転をしながら、周囲の岩を少しずつ削っている。分かりにくいが、実際に球が回転している様子がブレとなって写っている。このような場所はたくさんありそうだけど、他所で見たことはない。海の荒れた翌日、まだ残る波を利用してスローシャッターで撮影した。「ゴトゴト」と岩同士が擦れる音を、「甌穴ができる音」として忘れることはないだろう。

【城ヶ崎海岸のポットホール】

ポットホールは岩の窪みにはまった石が、波や水流により動いて岩を削り、徐々にその窪みが広がって行くことから始まる。地形にも桜や紅葉と同じく「見ごろ」の旬があり、私たちが目にするのはその完成形であることがほとんどだ。もしそれに至る過程や、旬を過ぎて形が崩れていく様子などが、場所を繋いで見ることができたなら、永年に渡る大地の営みに対して、よりリアルなイメージを描くことができるだろう。その意味で、このポットホールはとても貴重な存在だと思う。

※城ヶ崎海岸のポットホールへの遊歩道や道案内はなく、尖った火山岩の岩場を歩くので一般的ではない。波の高い時なども近づかないこと。

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